Photoshopでトレース 第16話 ~慣れ~
就職という名の社会復帰をしてから1年1カ月が経ちました。
全く知らない仕事を始めたので、その仕事における暗黙の了解というかなんというか、空気みたいなものが馴染んできたような気がします。
「言わなくてもわかるよね?」
「ちょっとこれ、やっておいて。」
はっきりと言われなくても、この2つの文章がやりとりされることがとても多いように感じてきました。
私からしたら、この類の内容はほとんど知らないので恥を忍んで「すみません、わからないです」と聞くしかないのですが。
そして、それを忙しい時に聞いたら微妙な顔をされるのが世の常なので、「自分で調べる」であったり「何とかそれっぽくする」というのが身に沁みついたと思います。
良いか悪いかの話ではなく、この暗黙の了解を読んで動くという感覚は大事にしたいと思います。
さて、湿ったこと考えたところでいつものトレースをしていきます。
今日は前回よりもガイド線を少し多めに、それと同じくらい要点をついた(つもり)のガイド線を引いていこうと思います。
こんな感じです。
多い気がしてきましたが、横幅と文字の高さについて絞った(つもり)のガイドを引きました。
今回のトレース元のバナーですが、すごいきれいな幅の揃え方でした。
1時間ほどで終わりそうな物を探すことにして、「今の自分で1時間でトレースできるものは?」という前提でトレース元を探しました。
1.中抜き文字
「文字色を決定した後、境界線を外側に入れる」というだけのことですが、これを自力で思い出せなかった…
「こんなこともできないの?」と何処からか聞こえてきました。とはいえ、これも他人の前で恥を忍ばないための良い機会。もう忘れないです。
2.ストライプ
この前やったばかりのストライプですが、忘れないうちにやっておこうと思いました。
実際やってみると、ストライプを作るのは出来てもカラーを変えるところで手間取りました。
”パターンで塗りつぶしたレイヤーをスマートオブジェクトに変換>変換したレイヤーに対してカラーオーバーレイでカラーを変更する”
↑↑
他人:「ちょっとこれやっておいて。」
私:「すみません、わからないです…」
もう忘れないです。
3.マッチフォントを使ってみる
知ってはいたけどいつ使ったか思い出せない機能です。
他人:「えっ、もしかして知らないの?」
私:「すみません、去年位に1回だけ使ったきりです…」
明日からWhat Fontに妙にこだわらずに積極的に使います。
出来上がりはこのようになりました。
一人でトレースしながら、人間としての恥を延々と感じた1時間になりました。
今日もまた1つ、積み重ねたので明日の自分に期待します。
また今度!
レイアウトコンセプト | |
---|---|
使用ツール | |
制作時間 |